税金が戻ってくる?確定申告って何?

誰がどれだけ得をする?

突然ですが、去年のことでも、今年のことでも構わないので、心当たりのある項目に○をつけてください。昔のことは覚えてる範囲でいいですから。(^^)

  • バイト、パート勤め、フリーランスでお給料もらっています。
  • 確定申告やってないけど、したほうがいいのかな?用紙も来ないからやらなくていいってことかな。面倒だし。
  • 現在無職だけど、ちょっと前まで勤めていてお給料貰いました。
  • 風邪をひいたり怪我をして薬局で薬を何度も何度も買った。なんだか病院にもよく行った気がする。保険効かない治療だとお金かかるんだよな…。
  • 住宅ローンで家を買いました。(*`∇´*)v
  • 結婚しました。(*´∇`*)
  • ご懐妊。若しくは、赤ちゃんが生まれました!
  • 会社勤めしながら、副業をしています。(こっそり含む)
  • 実は株で儲けました。
  • 会社勤めですが、いくつか心当たりがあります…。

いかがでしょう?ちょっとでも心当たりのある項目ありませんか?

え?!1つ以上○がある?!(*’0’*)

そんなあなた!
ココから先を読めば、確定申告で得をする可能性がありますよ〜^^

結局、確定申告って何者?

確定申告こちらのサイトをご覧になっていらっしゃるということは、少なからず「確定申告って一体何?」という疑問をお持ちでしょう。^^

しかしながら、「税金」「確定申告」「源泉徴収」「税務署」

こんな言葉見るだけでヤル気がなくなりませんか?

実は、私もそう。(`^´)
特に最後の「税務署」って…気が重くなりますよね。

その上で「確定申告って何?」ということを、辞書的に説明されても、知ろうと思って調べてみても、その中にまた分からない言葉が出てきてどうでもよくなってしまうというパターン。

それを踏まえて、ここでは「具体的」に「分かりやすく」ということにだけ重点を置いて、確定申告とは何か、どうすればいいのかを一つ一つご紹介していきます。

ところで、税金として払ったお金が、戻ったらいいなと思いませんか?(^^)
いや、戻ってきたらいいという問題ではなく、戻してもらわなきゃ困りますよね?

これ「確定申告」をすることによって叶うかもしれませんよ(*゚O゚*)

給与から払われてる税金がある?!

確定申告会社勤めをしていると「確定申告」や「年末調整」は会社がしてくれるので、3月ぐらいに突然お給料が上乗せになったりして「臨時収入?ありゃーラッキー♪」と思うのですが…。

それは罠ですよ…(-ω-;)
月々に貰えるはずのお給料が戻ってきただけなんですから。

どういうことかと説明すると、月々のお給料には所得税というものが掛かるのですが、会社はお給料を出す前に、ご丁寧に所得税分を差し引いてお給料を払ってくれているのです。

でも、この所得税、金額はアバウトで「大体これぐらい貰う人は、年額でこの金額(表があるんですよ〜)。去年の金額参考にして、12(ヶ月)で割って、月額で所得税を納めてね」というどんぶり勘定。会社はこの金額を給与から差し引いて、代わりに納めてくれています。

これを「源泉徴収」といいます。

「へーそうなんだー親切!(´△`) 」じゃなくて、「え、そんな適当なの?!(`Д´)」って思いませんか?

でも、1年分の所得っていうのは、1月1日から12月31日まで働いて初めてはっきりしますよね。実は、本格的な所得税の計算はここからが本番。1年が終わったところで、実際の所得金額から、本来の所得税額をはじき出します。

そうすると月々納めていた金額では大体払いすぎてるから、差額がいくらか戻ってくるという塩梅です。これが「年末調整」と呼ばれるもので、会社勤めをしている場合は、ほとんどの場合会社におまかせ。その証に、源泉徴収表っていう小さな紙を1枚くれます。

給与明細をよく見てみてくださいね。^^
所得税がきちんと引かれています。通帳の振り込み額だけ見てると、気がつかないですよ〜!

源泉徴収されてる?されてない?

確定申告をして、返ってくるお金のことを「還付金」といいます。返ってくるというだけあって、お給料の中から源泉徴収という形で所得税をあらかじめ払っていないと帰ってきません。

サラリーマンなど会社勤めの方は、給与明細を見たら、所得税が天引きされていることは明らかなのですが、バイトやパートの場合って不透明ですよね。源泉徴収されているのかされていないのかハッキリさせたい!

スバリ!
アルバイトやパートでも特別な場合でない限り、しっかり、ほとんど源泉徴収されています。フリーライターの原稿料や芸能人のギャランティからも、もれなく10%の税金が差し引かれます。

例えば、フリーライターで毎月10万円の原稿料を稼いでいたとすると、所得税として10%源泉徴収されるので、10万円の10%ということは毎月1万円払っていたということ。1年間で12万円支払ったという計算になりますね。

これ、1年分となると結構な金額!(゚∇゚ 😉

あと…テレビなどで芸能人が「ギャラは3のゾロ目でヨロシク!」なんて言ってるところ見たことありませんか?
3のゾロ目、すなわち333,333円がギャランティとすると10%の税金が差し引かれるわけだから…33、333円が所得税として源泉徴収され、差し引いた30万円が手取りいう仕組み。コレ、所得税の話だったんですね。

また、源泉徴収の対象になってしまうのはお給料だけじゃないんです。株の配当金、退職金、利子での収入、原稿料や講演料などなど、ほとんどの収入から差し引かれている…。

これはあくまで仮払いなのをお忘れなく!
「控除」と「経費」と言うものを使って、本当の所得を出さなくちゃ。確定申告で清算しなければ、このままですよ!

数ある控除は強い味方!

所得税をそんなにもって行ったら生活がままならないよ〜!!

ホントその通り!ヾ(`ε´)ノ

誰から彼からそんだけ持っていったら、税金は義務であれどいくらなんでもヒドイですよね。自分もご飯たべなきゃいけないし、養う家族がいたり、時に怪我をすることだって、年金も、生命保険にもたくさん入ってる…。色々お金がかかるのに、一括で引かれていちゃたまらない。

そうですよね、でも大丈夫、安心してください!(^^)
それ、みんな「控除」の対象ですから。

「控除」っていうのは、所得税を計算するときに、対象外にできる金額です。

所得税と言うのは、「所得」に対して一定の税率を掛けて算出されます。ここで言う「所得」というのは「手取り金額」のことではなくて、「手取り金額」から、「経費」や「控除」を引き算した金額が「所得」となって、所得税算出の対象になります。

ということは、「源泉徴収されている金額は、控除と経費を無視している!」のです。

これは大変ー!(゚ロ゚;)

さぁ、控除と経費を適用して、正しい所得税を確定申告で算出しなおして払いすぎてる分を返してもらいましょう!

フリーは自分でやるしかない!

アルバイト会社なら、勝手に年末調整をして源泉徴収で払いすぎた分を返してくれるのだろうけど、バイトやパート、フリーはそうはいかない。やってくれることもあるけど、やってもらえないこともある。フリーだから、自分しかいないし…。

そうです、この清算「確定申告」を自分でやらなくては!

…自分で?そんな面倒くさそうなこと?!
それなりにバイトも忙しいし、出来高で仕事してるから面倒なことはパス。税務署っていちいち何か言われるんじゃないの?還付金って言っても、どうせそんなに帰ってこないんでしょ?それなら確定申告なんてしなくていいよ。そんな時間ないし…。

ちょっと待ったー!!

現金が戻ってくるかもしれないんですよ!それも、たくさん納めすぎている場合は「万単位」で!!Σ(゚д゚;)

万って、コレ時給換算してみてくださいよ!数日分がまるっと貰えるかもですよ、たった紙一枚で。それでも、あなたは確定申告やりませんか?!( ̄ー ̄)

確定申告はどこでやる?

「現金が万単位で戻ってくるかも」という言葉には心トキメキますよね。(*´v`*)

「ま、それならやってみてもいいかな…って、どうやってするの?」

答えは簡単。税務署に行きましょう。

「…え?やだなぁ…。(・・;)」

分かりますよ、そのキモチ。^^
「署」ってなんだか堅苦しくて怖い感じがするんですよね。あんまり関わりたくない気持ち、よく分かります。

でも、行ってみた人の感想。

「親切だった」「やさしかった」(*^^*)

怖がらずに、住んでいる市町村の税務署が近くにあるか一度探してみてくださいね。意外に近所だったりして、「ああ、あの建物が?」ってことありますよ。

最近では、確定申告の時期になると、税務署だけでなく大型ショッピングセンターなどにも特設会場が設けられて、誰でも確定申告がしやすいようにしてくれています。
分からなくても大丈夫!税の専門家、税理士さんがアドバイスしてくれます。

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